かぴ腹さんの日記

基本的には書きっぱなしです。

Uターンのお話③

ごちゃごちゃ続けてすみません。
 
で、あとは実践あるのみですね。
肩慣らしで遅乗りした感覚で一気にハンドルフルロック360度ターンが
出来ればいいんですが普通の人は出来ません。無理です。
 
なので、やっぱり最初は両足をパタパタ着きながら、あるいは押し歩きで
自分のバイクがどのくらい小回りできるのか確かめましょう。
この時に最小回転半径より少し大きい枠を設定します。
 
駐車場何台分とかで丁度よい大きさの枠なんて滅多にありませんので
むかし僕がコソ練したときは中でバイクがぎりぎり回れる大きさの円を
地面に描いて(水を撒いたり、細いひもで囲んだりして)目印にしました。
 ※水道ホースは太過ぎ。踏むと怖いのでやめましょう。
 
いざエンジンをかけて徐行両足パタパタで2~3周くらい回ってみると
ハンドルフルロックを維持するのが難しく感じるかも知れません。
ここでフロントブレーキを使う癖のある人はグッと我慢して下さい。
クラッチをつなぎ過ぎると外側にふくらんでしまうと思います。
その場合は無理に粘らないで完全に円から出てしまいましょう。
仕切り直して「あの操作がまずかった」というところを修正すればOKです。
がむしゃらに回っていると何が悪いのか気付かないし、目も回ります。
 
安定して回れているなと思ったら少しだけ右足をステップに乗せてみて
リアブレーキを使ってみるべし。
グイと踏むと車速が落ちて重心がイン側に行くのが分かります。
あ、コケないように足で支えて下さいね。
 
つまりバイクは
・加速で外側にふくらむ
・減速で内側に巻き込む
というように造られています。
軽いバイクだと体のバランスで乗っているように感じますが
200kg300kgのド級艦になるとそんなことは出来ませんし。
 
まずはこれが体感できれば成功です。
1回で一気に出来なくてもいいと思います。
というか20分も30分もやってはいけません。
特に空冷エンジン車はオーバーヒートさせないように
気をつけてあげて下さい。
 
・・・またまた空腹のため中断。 もう少し続きます。