湯沢市の一里塚
根回りが立派な木で思い出しました。
東北ツーリングの際に偶然通りがかって目にしたとんでもない姿。
江戸時代、街道の整備に伴い日本中に一里塚が築かれたわけですが
今では道路拡幅の障害として切り崩され消滅した物が多いようです。
しかし羽州街道のこれは(片側だけながら)現存しています。
どすり。
横に停めたスーパーシェルパがとっても小さく見えますが本物の木です。
塚の上に植えられた槻の木(ケヤキ?)がすくすくと成長して一里塚を呑み込んだようで
もはや塚の表面はほとんど見えていません。
お散歩で通りかかったおばあさんと少しお話しをしましたが、
子供の頃に大勢で手をつないで木の太さを測ったこと、
昔はもう少し地面が見えていた様なことを教えてもらいました。
当たり前だけれど僅かずつながら今でも成長しているんでしょうね。
時間の流れを想像しているだけで気が遠くなってきました・・・
撮影日:2007年8月17日